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Jam Forever

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一年前の今日は、11年と11ヶ月連れ添ったジャムとのお別れの日でした。

ジャムとの日々は今でも度々思い出します。


今日は、今感じることを書き残しておきたいと思います。

写真は死を迎える一ヶ月くらい前に撮った写真です。
寒い中を庭に出たがって、一匹で地面の臭いをかいだり、ゆったり座ったり、何か外の感触を確かめる様な仕草をしていて、雪が積もるまで天気の良い日は繰り返していました。年を取ってからは自分から庭には出たがらなくなったので、若返ったのかと思ったくらいです。

この頃、急に毛艶が悪くなって臭いがきつくなった気がしてシャンプーをしました。シャンプーしてもなぜか綺麗になった感じがしなかったのを覚えています。

ちょうど同じ時期に、その年のわたしの仕事の忙しさのピークが終わって、「さぁ、これからジャムと思いっきり散歩行けるぞぉ〜」と張り切って撮った一枚です。
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ジャムも跳ねるような仕草をしてうれしそうでした。”跳ねる仕草”は11才を過ぎてからはあまりしなかったので、この時も若返ったかと思いました。わたしのうれしさが伝わったのか、それともわたしの仕事が終わったのが分かったのか?…分かりませんが、以心伝心している感触がありました。長年付き合うってこういうことなのかなぁと思いました。

12月になり、雪が積もり出した頃、わたしは体調を崩してしまいました。ジャムもわたしと一緒に寝て起きて散歩して、だけを繰り返すような日々でした。

2階のわたしの部屋に来るのがあまり好きではないはずなのに、その頃から私と一緒にいたがって、わたしが一人で2階にいると階段の下で鳴きました。連れて上がると、窓の外の見張りができるジャムの指定席には行こうとせずに、わたしの側で寝ていました。

ひっつきムシはクリスマスケーキを作る時期にも治まらず、いつもミキサーの音が大嫌いで隣の部屋へ逃げて行くのに、側から離れようとせずに私の背中に手で合図します。片手でミキサーを動かして、片手でジャムを撫でて「どうしたの〜?」と言いながらケーキを作りました。作ったケーキを教会へ届けるのも留守番させるのが可愛そうな気がして一緒に行きました。

父の手の甲を夜眠い時にペロペロと舐めるのがジャムの日課でした。父以外には絶対やらなかったのが、父が留守のとき私の手を舐めて来ました。くすぐったくて「やめて〜」と逃げたら、残念そうな顔をしていました。

ちょっとしたことだけど、いつもと違う。甘えているような、寂しいような...不安なの?、膀胱炎だからかな?

小さな???が続きました。あれは何だったのか。

動物はペットであっても人間より野生に近いので本能的に生死に対して敏感だと何かで読んだことがあります。

今思い返してみると、ジャムも心のどこかで別れを感じていたんじゃないかな、と考えています。


ジャムが息を引き取ったとき、手の中にいたので、すーっと肉体から魂が離れた感触がありました。
わたしはその瞬間に生命の尊さを雷でも落ちたかのようにドーンと感じました。
それまで、ジャムの病気(てんかんや、乳癌など)にわたしが必死になり過ぎているのを母が心配して「たかが犬なのに、どうしてそこまでするのか」と言われ、衝突することがありました。犬を子供のように想う気持ちが母には理解できないのです。
でも、ジャムの死を体験して「たかが犬」ではないことが私にははっきりと分かりました。ひとつの肉体をもった魂の形です。人間ではないけれど、子供ではないけれど、寄り添って生きようとする命です。色々なことを感じ取る豊かな感情も持っています。ジャムはわたしたち家族のために産まれて生きてくれたんだと確信しています。
ジャムが胃腸炎を起こした大晦日に、嘔吐が少し落ち着いたときにテレビをつけると、犬の高価なおせち料理が飛ぶように売れている、というニュースが流れていました。心の中で「そんなバカなぁ」と思いました。でも、ジャムの死を体験してからはそうは思わなくなりました。犬のおせち料理は相変わらず買いたくはなりませんけれど、一緒に暮らす命を愛する形は人それぞれ、どんな表現方法があっても良いはずなんですよね。大人になりましたワ。

ジャムから教えてもらったことを大切にしながら、ノンノと一緒にやっていきたいんです。
人と一緒に暮らしていくルールは教えなくてはいけないけれど、無理矢理じゃなく、体罰じゃなく、ノンノの個性に合ったやり方をしたい.....どうしたら良いのか....どうしたら道行く人に吠えなくなるのかぁ〜〜〜!.....日々模索の毎日です。
でも、ノンノがいなければできない贅沢な模索ですから。

去年の今日のことを思い返すと、今一緒に新たな犬と暮らし始めていることにただただ感謝なのです。


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ジャム、大好き忘れないよ。
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Comment

もう1年になるんですね・・。
こんなに可愛いシュナちゃんがいるんだ~♪って初めて見た時のことを思い出しました。
色々な場所に行って、たくさんの人と出会って、笑って、怒って、泣いて・・・
そして色々な反省をして、色々な後悔をして・・・ それはもう家族以外の何でもないですよ。
出会ったら何時かは別れが来ることは承知していても・・・ねっ(^^;) 辛いですね。。

でも、ジャムちゃんはきっと ノンちゃんとSayoさんご一家が楽しく一生懸命頑張っている姿を見て
喜んでいると思います!
今年も、みんなが元気で楽しい1年でありますように・・

2014/01/03 (Fri) 19:19 | とらパパ #- | URL | Edit
とらパパさん

去年は瞳孔が開きっぱなしのような年明けで辛かった….。今はノンノがいて夢のようです。とは言いつつも〜〜、ノンノには内緒ですがぁ〜〜、ビジュアル的にはジャムの方が勝ってますよね!ノンノを見慣れてから、ジャムの写真を久しぶりに見ると、びっくりしてるんじゃないかと思うくらい目が大きくてかわいいです(笑)。
そうですね、ペットが自分より後に死ぬのはNGなので、いつかは経験しなくちゃいけないってことが、嫌ってほど分かりました。でも動物と一緒に暮らすことが、どんなに生活を豊かにしてくれるか体験できることは幸せなことだと思います。
とらちゃんもひなちゃんも元気そうで安心しました。
とらパパさん、お忙しそうですがお体に気をつけて下さいね。

2014/01/04 (Sat) 12:01 | Sayo & Nonno #- | URL | Edit

ジャムがおっとりしていたせいか、ジャムの写っている写真は穏やかに見えるよね。

2014/01/18 (Sat) 13:26 | Kabochaya #- | URL | Edit
Re: kabochayaさん

ジャムの年のせいもあると思うけど、ノンノの先生にジャムの性格のことを話したら「そんなに素直でおっとりしたM・シュナの方が珍しいですよ」って言われた〜。M・シュナを甘く見てたね。

2014/01/18 (Sat) 17:25 | Sayo & Nonno #- | URL | Edit

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